活動報告

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護身術講習会 in 函館「逃げるためのセルフディフェンス術」開催報告

2023年2月28日、内閣府「女性に対する暴力をなくす運動」関連企画として、安全キャンパスのための護身術講習会「逃げるための防犯セルフディフェンス術」を函館キャンパスにて開催しました。
本講習会は、前半の座学で防犯知識を学び、後半に護身術の実技を体験する内容となっており、学内構成員の防犯や護身に関する知識や意識の向上を目的として企画しました。昨年12月に札幌キャンパスで開催し、大好評だった講習会です。
前回に引き続き、講師には総合危機管理アドバイザーとして各種メディアでもご活躍中のおりえ氏をお迎えし、航海士を含む教職員をはじめ学生の皆様より、30名程の参加がありました。

まず前半の座学では、おりえ氏から知識の護身術として防犯意識や心得、被害者の実態、加害者の心理など、具体例を挙げてお話いただきました。
さらに、性別による筋力差を前提とした現実的な身の守り方と逃げ方についてもお話いただきました。

座学で知識と心得を学んだ後、後半の実技では、手や肩をつかまれた時、抱き着かれた時の対処や声の出し方など、参加者が体を動かしながら「逃げるための護身」を体験しました。久しぶりの「みんなで体を動かす活動」ということもあってか、とても楽しそうに実技を行っていたのが印象的でした。

参加者の声

  • 実際に逃げなきゃ行けない状況になった時、動けるかどうか分からないけど、この講習のことを思い出して逃げようという気持ちを持てそうだなと思った。経験してるのとしていないのでは大きな違いがあると思うので講習に参加してよかった。ありがとうございました。
  • 以前他の護身術講習会に参加したことがあったが、技を習うだけでいざというときには覚えてない上に使えないだろうなという感想を抱いたが、今回は心構えなども教わることができ、実際に役立てることができるかという点が考慮されていてよかった。
  • 護身術というと、戦うイメージがあったが、逃げることが最優先だと知った。講習会を受けたことで、いざというときにパニックが抑えられると思う。先生も優しく、親身になって講演をしてくださり、真剣に話を聞くことができた。実技があったことで、実際に相手の手がほどけることや、逃げ方を体で体験できたことが良かった。この講習を受けてよかったと心から思います。終わった後、受けてない人からどうだった?といっぱい聞かれ、色々学んだことを伝えることができ、うれしかった。

安心安全に学べるキャンパスの実現のため、また学内構成員が被害者にも加害者にもならないために、防犯や護身さらには暴力についての知識と意識を高めて欲しいと願っています。