12月23日(土)に大学院理学研究院数学部門と公益財団法人KDDI財団、DEI推進本部の共催で中学生対象の体験型理科実験教室『世界を支える暗号と数学』を実施しました。
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札幌市内の中学校に案内をしたところ、定員を超える申し込みがありました。抽選によって選ばれた15名と保護者が参加しました。
はじめに、大学院理学研究院数学部門の朝倉政典教授から暗号と数学の世界についての講義を受け、その後、TAの学生によるサポートを受けながら暗号を解読したり、また暗号を作成したりしました。
お昼のお弁当タイムには参加者同士で情報交換をしたり、TAの学生と学生生活や数学の話で盛り上がりました。
午後は、それまでにならった暗号のルールを使い、講師が用意していた問題に挑戦! 早く解読できた上位3名には記念品も贈呈されました。
付き添いの保護者も一緒になって暗号と触れ合い、保護者からのサポートを受ける中学生、また中学生からサポートを受ける保護者など、親子共にプログラムを楽しみました。
また、イベント終了後は希望者を募り、大学文書館で開催中の特別展示『数学者桂田芳枝が切り拓いた女性研究者の道』を見学しました。
今年初めての開催となりましたが、たくさんのお申し込みをいただき、とても高い倍率となりました。
また参加者アンケートの結果も非常に好評だったことから、今後も継続的に事業を実施できればと思っています。
今回抽選に外れた方も、次回開催時には是非またお申し込みください。
理学研究院数学部門 朝倉 政典 教授
TA学生からのサポートを受ける参加者
大学文書館 井上 高聡 准教授から説明を受ける