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【女性研究者招へい支援】工学研究院「木質材料・木質構造の維持・補修・改修に関する研究討論会」開催報告

2024年3月4日、工学研究院主催の「木質材料・木質構造の維持・補修・改修に関する研究討論会」が開催されました。また同日には、討論会に招へいした女性研究者とのDEIに関する意見交換会が行われました。
本討論会は、工学研究院・教授 北垣亮馬先生に対する「女性研究者招へい支援」によって実施されました。
以下、レポートをご紹介させていただきます。

概要

セミナー名称:木質材料・木質構造の維持・補修・改修に関する研究討論会
日時:2024年3月4日(月)14:00-17:00
会場:工学部B11号講義室
招へい者:
辛 殷美先生(韓国国立文化財研究院)
参加者:30名程度

DEIに関する意見交換会
日時:2024年3月4日(月) 13:00-14:00
会場:工学部B11号講義室
テーマ・内容:女性・外国人教員の働きやすさについて
参加者:招へい者に加え、助教 呉 多英、教授 北垣 亮馬

実施による成果について

1)セミナー等について
木材の大型構造部材としての検討事例と、今後の規格や,耐火性能の新たな考え方について今後の木材高度利用時代にむけて闊達な研究議論が進んだ。
 
2)当該女性研究者とのDEIに関する意見交換等について
議論の中で、工学分野の女性研究者が少ない以上、国籍問わず女性研究者を大学に入れていくしかない。そして、研究者は性別によらず働き方の多様性が必要なので、私としては、今の職場にいながら、共同研究をしてくれる女性研究者をまず増やし、積極的に、査読付き国際共著論文を3個以上持ったら客員准教授、客員教授のポストを与え、リモートで指導をしてもらいながら、年間1週間~1か月滞在するお金を付与しながらだと喜んでやるのではないかというアイデアが出た。逆に言うと、身構えて北大に飛び込まないと無理のようなポストや環境だとまず来ないだろうなと議論して実感した。