2月20日(火)、女性研究者のリーダーシップやキャリアアップの向上を支援する研修として、「女性研究者のためのリーダーとして『話す力』」を開催しました。
対面・Zoomのハイブリッド形式にて、約20名の参加がありました。
講師には、『最強リーダーの「話す力」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン社)の著者で、大学学長や政治家、経営者などエグゼクティブクラスのスピーチコンサルタントを務める矢野 香先生(長崎大学・准教授)をオンラインにてお迎えし、リーダーに求められる“話す力”について学ぶ事を目的として開催しました。
はじめに矢野先生から、リーダーの話し方は別スキルであるという前提について、社会で求められる「話す力」を3つの階層ごとにご説明されました。
続いて、社会心理学・自己呈示論を活かしたセルフパペットの作り方、操り方についてもお話しいただき、グループワークでは参加者が3つのカテゴリ(A:親しみやすさ、B:活動性、C:社会的望ましさ)から自身のセルフパペットを設定し、自己紹介を行うという課題に取り組みました。
グループメンバーは各々の自己紹介を聞き、どのタイプかを推察し上手くいっている点やわかりにくかった点などについて互いにフィードバックを行いました。和やかな雰囲気の中、それぞれ熱心に取り組まれていました。
質疑応答では、グループワークで感じた課題や、実際の状況を想定したセルフパペットの使い方、どのタイプが望まれるのか等の質問が寄せられ、大変盛会裏に終えることができました。
今回の研修は“理論編”として実施しましたが、今後“実践編”の開催も予定しております。
ぜひ皆様、ご参加ください。
※実践編は2024年6月28日(金)午後に北海道大学中央キャンパス総合研究棟1号館での開催を予定しております。(2024/3/22追記)
◆2/20に実施したセミナーの動画(一部編集)を本学女性研究者限定、期間限定でオンデマンド配信いたします。
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