ダイバーシティ・インクルージョン推進本部では、「女性研究者招へい支援」(2024年度の募集はこちら)を実施しております。この支援では、優秀な女性研究者の可視化やネットワーキングの機会として、学外から女性研究者を招へいし実施されるセミナーや研究会、講演会等の実施費用支援を行っています。
この支援により、10月17日(木)に本学先端生命科学研究院・細胞分子機能科学研究室の北村朗先生が企画された講演会と意見交換会が開催されますので、以下にご案内いたします。
事前申し込み不要。講演会のみ、意見交換会のみの参加も歓迎いたします。
詳細はポスターをご覧ください。
イベント詳細
イベント名 | 2024年度 細胞分子機能科学セミナー 講演&ダイバーシティ・インクルージョン意見交換会 |
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日時 | 2024年10月17日(木)16:00~18:00 |
会場 | 北海道大学北キャンパス総合研究棟7号館・1階産学コミュニティホール |
講師 | 京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門 岩崎 未央 博士 |
プログラム | 16:00~17:00 講演「プロテオーム解析から迫るプロテオスタシス研究」 17:00~18:00 意見交換会「若手研究者として研究室を主宰するに至るまで―情報解析分野から生命科学へ―」 |
講演要旨 | mRNA とタンパク質発現の量的解離を引き起こす転写後調節機構の重要性については、これまで詳しく検討されてこなかった。 我々はマルチオミクスプロファイリングを行い、多能性幹細胞でmRNA非依存的にタンパク質発現量が増加している228 種類の遺伝子を同定した。そのうち、20 種類の遺伝子は多能性幹細胞に必須であり、転写後に制御を受ける遺伝子群が多能性幹細胞の生存に重要な役割を果たしていることが示唆された。本発表では、転写後制御遺伝子群の量的変動が分化能に与える影響および疾患との関連性について議論する。 |
意見交換会の内容 | 若手研究者・女性研究者が独立した研究室を主宰するキャリアパスについて、岩崎博士のご経験を元にした意見交換会を実施します。教員・研究者・大学院生の参加歓迎です。 |
主催/共催 | 主催:北海道大学大学院先端生命科学研究院・細胞分子機能科学研究室 共催:北海道大学ダイバーシティ・インクルージョン推進本部 |
問い合わせ先 | 北村 朗 Mail: akita[at]sci.hokudai.ac.jp ※atを@に置き換えてください。 |
※本イベントは、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)」の一環として実施します。