『KNIT a Network!ロールモデル座談会』は、科学や研究の世界に関わる様々なゲストを迎え、インタビュー方式によりゲストの人生、仕事内容などを語っていただく企画です。
7/30(木)のランチタイムに開催された第3回目は、ダイバーシティ研究環境推進室長であり、 保健科学研究院保健科学部門 基礎看護学分野 矢野理香 教授に『研究者と室長と』というタイトルでお話しを伺いました。
矢野先生は、看護技術の可視化と、看護師の職務環境に関する研究に現在取り組んでおり、「すべての患者さまへ快適な看護」「看護師の心身の健康への影響」を中心としたこれらの研究について、研究の詳細だけでなく課題に気がついたきっかけについてわかりやすく語ってくれました。
また、様々な人とのつながりを作ってきたことがきっかけで、「室長」だけではなく北大野球部部長になったというエピソードもありました。
視聴者からは「運営で気を付けていることはありますか」「研究の時間は減っても役職を兼務されるメリットは?」などの質問が出ていました。
今回の座談会も、学内のみならず北見工業大学や室蘭工業大学より視聴いただいた皆様合わせて30名ほどのご参加、お申込みをいただきました。誠にありがとうございました。
次回のKNIT a Network!研究者交流会は8月6日(木)12:15~12:55、ゲストは北海道大学監事 竹谷千里さんです。
皆様のご参加をお待ちしております!
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レポート
7/30(木)のランチタイムに開催された第3回目は、ダイバーシティ研究環境推進室長であり、 保健科学研究院保健科学部門 基礎看護学分野 矢野理香 教授に『研究者と室長と』というタイトルでお話しを伺いました。
タイトルの通り、矢野先生は基礎看護学分野の教授として研究に携わりながら、ダイバーシティ研究環境推進室の室長も務めていらっしゃいます。
研究者としての矢野先生は、注射や清拭など患者さまの体に触れる際の看護技術の可視化と、看護師の職務環境に関する研究、以上2つのテーマに現在取り組まれています。
ダイバーシティ研究環境推進室の室長としてのお仕事は、矢野先生が旧女性研究者支援室の企画でお知り合いになった情報科学研究院 長谷山美紀教授とのつながりで始まったというエピソードや、実は3つめの役職である北海道大学野球部の部長というお仕事についてもお話いただきました。
研究室や、ダイバーシティ研究環境推進室、野球部とさまざまなチームをマネジメントされている矢野先生へ、参加者の方より”運営で気を付けていることはありますか”という質問をいただきました。こちらへのご回答として、”ひとりひとりをよく見て、得意なことを延ばせるように考えている”とおっしゃっていました。
また研究の時間は減っても役職を兼務されるメリットについてのご質問では、自分の研究領域以外の方とお話する機会があることと、この機会によって研究や職務への視点が増えることをお話くださり、多様な職務に挑戦することの良いことを教えていただきました。
今回の座談会も、学内のみならず北見工業大学や室蘭工業大学より視聴いただいた皆様合わせて30名ほどのご参加、お申込みをいただきました。誠にありがとうございました。