全学教育科目「科学者を目指す人へ~女性科学者からのメッセージ~」第10回は、情報科学研究科助教の棟方渚先生による「人間と人工物との持続的なインタラクション」というタイトルでの講義でした。
「人って何だろう?」という純粋な疑問を、人工物を研究することによって理解するーという研究です。学部では分子生物学、修士課程では動物生理・神経科学、博士課程では人工知能とバーチャルリアリティの研究と、その時自分が面白いと思うこと、興味のあることをやってきた、とのことです。インタラクションの持続に関する研究から発展し、病気の発作予防をする医療に関する研究も開始した、ということです。学生へのメッセージとして「選択に直面したら、自分がどう生きたいか、どうありたいか?を大事にする」「誰かのためではなく自分のために、リスクを負って選択する」「毎日がスタートライン、自分も(学生と)同じ挑戦者」というお話をいただきました。棟方先生ありがとうございました!