活動報告

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2020年度北海道ダイバーシティ研究環境推進ネットワーク 第1回アドバイザリーボードを開催しました

2020年8月28日(金)、2020年度ダイバーシティ研究環境推進ネットワーク(KNIT) 第1回アドバイザリーボードをオンラインにて開催しました。
 

男女共同参画や道内産業に関して高い見識を有する3名のアドバイザーならびにKNIT連携機関に参画する4大学、2企業から20人の出席がありました。
KNIT連携機関全体・各連携機関の取組紹介発表と取組についてのアドバイザーによるコメントや助言、議論が活発に行われました。
 

また、後半にはアドバイザー講演として、アドバイザー3名によるレクチャーと取組紹介が行われました。この講演からは一般公開とし、上記連携機関に加えて本学・北見工業大学より13名の参加がありました。
 

まず、東北大学副学長 大隅典子先生より「なぜ女性研究者は少ないのか?」と題して、研究者に特有の問題点の提起や多様なロールモデルやキャリアパスの重要性、また東北大学の共同参画の取組とダイバーシティの推進などについてお話いただきました。
 

続いて、情報・システム研究機構長 藤井良一先生より「女性研究者の参画・活動促進への組織的取組について -評価の活用による能動的加速-」と題して、男女共同参画・特に女性教員増加の必要性、男女の研究力に差はあるのか?、トップの戦略のコミットメントなどについてお話いただきました。
 

最後に、北海道環境生活部くらし安全局長 近藤裕司氏より「北海道における女性活躍に向けた取組」と題して、女性を取り巻く状況、男女がともに活躍できる環境づくりについてお話しいただきました。
 

全体の質疑応答では、大学の取組で実際に直面している課題についても議論され、各機関ならびに全体におけるダイバーシティ推進に向けた、良い示唆が得られました。