2019年12月20日(金)、人材育成本部会議室にて「博士が欲しい」企業で働く研究者によるダイバーシティ座談会を開催いたしました。本学の大学院生を中心に、20名ほどの参加がありました。また、全国ダイバーシティネットワーク組織 北海道ブロックの参画機関である北見工業大学からは、Webでのリアルタイム配信にて7名の参加がありました。
はじめに、日東電工株式会社のメイ ティティワット様からは、大学時代の研究活動、企業で働くこと等について、ご自身の経験談を交えながらお話しいただきました。また、スマートフォンを使った参加者とのアンケートを楽しく行いました。
続いて、株式会社アミノアップの小川瑛利子様からは、企業の研究員という選択肢、就職後の個人的な成果、会社は博士に何を求めているのか等をお話しいただきました。
その後の座談会では、企業の方と参加者でグループに分かれ、将来やキャリアについての活発な意見交換が行われました。
参加者からのアンケートでは、『企業で働いている博士の方とお話しができて、自分の将来像ができた』『女性の社員の方と話せて会社でのキャリアのイメージがわいた』等、主に「博士のキャリア」と「女性のキャリア」の2つの面から、「参考になった」という感想が得られ、大いに参考になったようです。
全体を通して、参加者が博士取得者の就職活動、企業での働き方、企業が博士に求めることについての話を聞くことができ、大変有意義な座談会となりました。