活動報告

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【PIを目指す研究会等開催支援】プロポーザル発表会開催報告

DEI推進本部では、本学の女性研究者が、研究会等の開催を通じてリーダースキルを強化するとともに、自らが中心となって進める研究の発展につながるネットワークを構築することを目的として、「PIを目指す女性研究者による研究会等開催支援」(2022年度の募集は終了)を行っております。

この支援により、2023年2月10日、公共政策⼤学院 加藤知愛学術研究員による「災害後のレジリエント社会を創造する「災害復興ランドスケープ」プロポーザル発表会」(北後志広域防災連携プロジェクト/Hops「レジリエント社会論」合同開催、DEI推進本部共催)が開催されました。

以下、レポートを紹介させていただきます。

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災害後のレジリエント社会を創造する「災害復興ランドスケープ」プロポーザル発表会−北後志⾏動コードをデザインする−が、ダイバーシティ・インクルージョン推進本部の助成を受けて、2023年2⽉10⽇(⾦)に余市町役場会議室で開催され、盛会のうちに幕を閉じた。

第1部「災害復興ランドスケープ」プロポーザル発表会では、北後志5町村が被災した後に復興を牽引する「災害復興ランドスケープ」パッケージモデルが5町村と企業に提案された。
このプロポーザルによると「災害復興ランドスケープ」は、地域のソーシャル・キャピタルを高めるようにデザインされている。今後は、ニーズの高いコンテンツから事業化する予定である。

第2部「第4回北後志広域防災連携プロジェクトWS」では、北後志広域防災連携プロジェクトに参画している5町村と2の企業と学⽣チームが、リアル会場とオンラインをつないで、「北後志⾏動コードをデザインする」ワークショップが開催された。
このワークにより、平常時と災害時の両⽅にメリットがあり、かつ、5町村が共有できる「北後志のより良い復興」について、互いが抱いたイメージを交換して共有しながら対話を重ねることができた。

また、災害復興に関わる合意形成の手法として「ジオラマ模型制作によるワークショップ」も提案された。

災害復興研究に加えて、プロジェクトの事業化、合意形成手法の開発という新たな展開の可能性が見えた研究会だった。

発表会の様子 余市町からハイフレックス配信された

広域災害の対応アプローチを考える

北後志広域防災連携プロジェクトのコアメンバー