9月15日(日)に行われた「さっぽろレインボープライド2024」パレードに、本学の学生及び教職員が参加しました。今回初の試みとなった同パレード参加は、2022年に本学との包括連携協定を締結した日本航空株式会社(JAL)からのご提案により実現したもので、ダイバーシティ・インクルージョン(DEI)推進本部と社会共創部社会連携課が行った学内募集に応募いただいた18名とJAL社員の方々が合同チームとしてパレードを歩きました。
今回で24回目を迎える「さっぽろレインボープライド」(主催:さっぽろレインボープライド実行委員会)は、LGBTQなどの性的マイノリティの方々に対する差別の解消や性の多様性を認め合う社会の実現を目指し、毎年9月に開催されるイベントで、当事者の方々はもちろん、理解し支援する人(アライ)が共に参加するものです。
今年のパレードには全体で1,000人以上が参加され、JALと本学は「パッションフロート」という一番初めに歩くグループに配置され、性的マイノリティへの理解促進に向けたメッセージが流れる先導車の後に続いて行進しました。
今回参加された方の中には初めてパレードを歩くという方も多く、周囲の方に倣って「ハッピープライド!」と元気な掛け声をかけあったり、沿道に向けて手を振るなどしながら札幌の街中を練り歩きました。沿道や道行く車中の方からは、パレードの行列に向けて温かい声援を送ってくださる方も多く、参加者からは「市民同士に一体感が生まれ、とても良い雰囲気のパレードだった」との感想が聞かれました。
当日は朝から降っていた雨もパレード前には上がり、LGBTQプライドのシンボルであるレインボーカラーのフラッグが一層輝くパレードとなりました。
大通3丁目を出発し、大通公園、札幌時計台、赤レンガ庁舎、札幌駅前通りを巡る約3kmのコースを歩き終え、JALと北大の合同チームの皆さんで写真撮影を行い終了しました。パレード参加を通じて学生同士の新たな交流にも繋がるなど、性的マイノリティへの理解とサポートの広がりを共有する大変有意義な機会となりました。
北海道大学では今後も、LGBTQや性的マイノリティの方々への理解促進を進めて参ります。