2024年12月26日、歯学研究院主催のセミナー「3Dプリンティングが拓く医工連携の未来:女性研究者の挑戦と可能性」が開催されました。また同日に、セミナーに招へいした女性研究者とのDEIに関する意見交換会が行われました。
本セミナーは、歯学研究院口腔機能学分野冠橋義歯補綴学教室・准教授 上田康夫先生に対する「女性研究者招へい支援」によって実施されました。
以下、レポートをご紹介させていただきます。
概要
セミナー名称:3Dプリンティングが拓く医工連携の未来:女性研究者の挑戦と可能性
日時:2024年12月26日(金)17:15-19:00
会場:歯学部 A棟3階 第4講義室(A302)
招へい者:阿部史枝(国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学高等研究院地域連携スマート金型技術研究センター 特任准教授)
参加者:教職員と大学院生・18名
DEIに関する意見交換会
日時:2024年12月26日(金)
会場:歯学部 A棟3階 第4講義室(A302)
テーマ・内容:工学系分野での女性研究者のキャリア構築,ワークライフバランス,現職の岐阜大学における男女共同参画室での状況などについてお話しいただき,意見交換を行なった.
参加者:女性教職員・7名
実施による成果について
1)セミナー等について
阿部先生の経歴やキャリアアップについてのお話とともに,金属の3Dプリントについての詳細をご紹介いただいた.3Dプリンティングという最先端分野での仕事を女性がどうこなしていくのかという点と,この技術そのものが将来どのように発展していくのか,医療に応用できそうな部分は何か,逆に医療に応用するためのハードルは何か,などの技術的な観点からの質疑応答が活発に行われた.
2)当該女性研究者とのDEIに関する意見交換等について
女性が継続して研究活動に臨むためには,どのようなサポートが必要なのかについて,様々な意見交換ができた.特に,継続してサポートしてくれる上司に巡り会えたこと,子育て時期には両親など身内の支援も重要だったことなど,具体的なお話を詳細に伺うことができた.

セミナー

意見交換会