2月1日(土)に獣医学部において、獣医学部、ダイバーシティ・インクルージョン推進本部、One Healthリサーチセンター共催による中学生対象イベント「獣医学部の世界へようこそ・研究体験ワークショップ」を実施しました。【イベントの詳細はこちら】
札幌市内の中学校にご案内したところ定員を大幅に超える申し込みがあり、抽選で選ばれた29名と保護者が参加しました。
イベントでは最初に岡松優子教授(獣医学研究院)による獣医学部の紹介・全体説明があり、その後参加者は3つのチームに分かれ「血液中の細胞を見てみよう!」「ヒグマを捕まえて調べよう!」「見えない分子を見てみよう!」の各教室を順に周りワークショップに参加しました。
「血液中の細胞を見てみよう!」では、顕微鏡の使い方を習い、肉眼では見えない血液の中の色々な細胞を見つけ、その特徴について学びました。
「ヒグマを捕まえて調べよう!」では、熊に麻酔をかけるための吹き矢や、熊の歯から年齢を調べる等を体験し、野生動物の調査について学びました。
「見えない分子を見てみよう!」では、遺伝子やタンパク質等の小さな分子を見るため、マイクロピペットを使ってDNAの抽出等を体験し、動物の命の仕組みを学びました。
その後は質問コーナーが設けられ、中学生からは「調査で得られたデータはどうしているのか」「なぜ獣医学部に入ったのか」等、教員や学生に対し様々な質問がありました。
会の最後には全員で記念撮影を行い、イベントは盛況のうちに終了しました。
獣医学部の中学生対象イベントは例年たくさんのお申し込みをいただいており、今回も高い倍率となりました。
今後も継続的に事業を実施できればと思っています。今回抽選に外れた方も、次回開催時には是非またお申し込みください。
獣医学研究院 岡松教授
血液中の細胞を見てみよう!の様子
ヒグマを捕まえて調べよう!の様子
見えない分子を見てみよう!の様子
質問コーナー