「科学者を目指す人へ~女性科学者からのメッセージ~」第6回は、獣医学研究科講師の岡松優子先生による「脂肪を燃やして熱を作る褐色脂肪組織」というタイトルでの講義でした。褐色脂肪細胞は冬眠動物が覚醒時の体温上昇に関わる細胞で、肥満とも関係しています。研究という営みのサイクル、岡松先生の時間割(学生時代、教員になってから、子どもが生まれてから)の変遷、基礎研究の心とは、等「研究者は何をする人でどんな生活をしているのか」という話があり。学生達の疑問がだいぶ解消されたようです。ペットとして飼っているシマリスちゃんは冬眠中でも時々起きてトイレにいくとのこと。かわいいですね。また「今できることを一生懸命やる~その時期に学ぶべき、身につけるべきことがある」「先を考えすぎて今を諦めないこと」いうお話をいただき、将来を考えつつ今もどう過ごすか、学生達にとってとても参考になったと思います。岡松先生、ありがとうございました。