「科学者を目指す人へ~女性科学者からのメッセージ~」第12回は、北大病院薬剤部/薬学研究院の仁木加寿子先生による「家族性パーキンソン病から孤発性パーキンソン病の原因を探る」というタイトルでの講義でした。薬学部を卒業後、大学や研究所で技術補助員として働きながら、学術論文を書いて、論文博士として学位を取得されたとのことです。分子生物学の実験で楽しいこと、技術補助員として感じた悔しさ(研究者では無いので研究の方向を決められない)、幼児や小学生の子どもがいる生活でリアルに思うこと、子育てとの両立で大変なことや楽しさ等、これまでの歩みを振り返りながら率直にお話しいただきました。「人は目指した所以上には行けない」「自分を安売りしない」等、具体的なエピソードにちりばめられたメッセージは、学生達にも伝わったようです。
仁木先生、ありがとうございました!
活動報告
全学教育科目(2016.7.5)
- 投稿日:2016.07.05
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