本学の病児保育サポートシステム「さんりんしゃ」は、2017年3月31日をもって終了いたします。
北海道大学では2008年度より病児保育サポートシステム「さんりんしゃ」を運用し,本学の女性教員等に対し,病児保育支援を行ってきました。その後、札幌市や周辺自治体でも同様の支援策である「緊急サポートネットワーク」の運用が次々と開始され、札幌市では,2013年3月から,1回3時間以上の利用に対して特に手厚い利用料補助も開始されました。「さんりんしゃ」利用対象者である札幌市在住者(札幌市以外在住の職員含む)が利用することのできる札幌市の「こども緊急サポートネットワーク」は利用時間や補助の面で「さんりんしゃ」よりも有利であるケースが多い制度となっています(下表参照)。
これらのことから、本学の病児保育サポートシステムは,各方面に先行して本学の女性教員等に対する病児保育支援を行ってきましたが,昨今の自治体等による同様の支援策導入の状況を鑑み,2017年3月31日をもって,本支援策を終了させていただくこととなりました。
今まで,ご利用いただいた方々には,新たに札幌市等の病児保育事業への登録等のお手数をおかけしますが,ご理解のほどよろしくお願いいたします。
「さんりんしゃ」と札幌市の病児保育事業との比較
さんりんしゃ | 札幌市 (こども緊急サポートネットワーク) 病児保育利用 |
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対象者 | 本学の女性教職員等 | 札幌市内に在住又は勤務先のある者 |
対象児童 | 0歳~小3 | 0歳~小6 |
利用時間 | 月~土曜日 7時30分~20時00分(※1) |
月~土曜日 7時30分~18時00分 |
入会金 | 2,160円 (全額北大が負担) |
なし(札幌市が負担) |
年会費 | 22,000円 (全額北大が負担) | なし(札幌市が負担) |
利用料 | 500円/時 | 3時間まで:500円/30分 3時間超 :150円/30分(※2) |
補助時間数の上限 | 50時間まで (50時間超は1,000円/時) 2人目は 75時間まで 3人目は100時間まで |
なし |
その他 | 病児・病後児以外の緊急預けでも利用可 (補助対象外)この場合の利用時間は7時30分~23時 <詳細は札幌市HPを参照ください> |
※1 平成27年度利用件数101件のうち,18時を超えた利用は2件(全体の2%)
※2 病児保育の際の補助制度を利用した場合
今後、病児保育が必要な際には、さんりんしゃ登録時に同時にご案内した「札幌市こども緊急サポートネットワーク」ならびに札幌市による利用補助制度をご利用ください。
本件に関するご意見、お問合せは女性研究者支援室(freshu@synfsoter.hokudai.ac.jp)までお願い致します。