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ロールモデル座談会”Meet the FResHU”第10回を開催しました

話題提供者:薬学研究院創薬科学部門 生体機能科学分野 助教の羽田沙緒里さん

テーマ

「ライフステージのマイナスをそのままにしない生き方」
~使えるものは正しく利用して成果につなげよう!~
 
アルツハイマーのご研究をされている羽田先生。研究者という生き方として、1つ1つご自身の現状を冷静に分析し、女性であること・出産経験があること・若手であることなど、研究費を取りやすいものに次々と申請されたそうです。先生が申請した数々の研究費名が示されると、参加者の方々は真剣な面持ちで聞き入っていました。
最近の研究費助成の中には、出産した女性のために女性の申請年齢制限が、男性よりも高いものがあることや、どんな傾向の内容が採用されているのかの対策を練り、ラボのメンバーからもアイデアを募り、様々なテーマを用意して申請することが大切だと教えていただき、早速参加者の方からは、お互いの研究費の取り方についての意見交換が始まりました。
さらに、採用されなかった際には、採用する側からみてどういう理由で落としたのかを考えるようになったそうです。
また、出産時にご苦労されたお話や、人生の計画はきっちり決めることができない。その時にできることをしっかりやることが大切であると教えていただきました。

任期付きの立場で研究を続けることの大変さ、子育てする上で保育園の情報や、サービスの向上を願う声が多数挙がっていました。
羽田先生、参加者の皆さん、どうもありがとうございました!
次回の座談会は11/21(水)、理学研究院特任助教の赤間知子先生の予定です。ぜひご参加ください!