活動報告

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Lunchtime seminar “Work-life balance: How much recreational time is needed?”を開催しました

2月18日(月)、人材育成本部会議室において、Lunchtime seminar “Work-life balance: How much recreational time is needed?”を開催しました。
このセミナーでは、2018年度スーパーグローバル大学創成事業”SG FResHU Support”の受賞者である文学研究科准教授ホメリヒ・カローラさんが招聘した、インスブルック大学のサギオグル・クリスティーナさんを講師にお迎えし、16名が参加しました。
 
ワークライフバランスに関して、 休息や休養など仕事以外の時間の持ちかたやその重要性、仕事のパフォーマンスへの影響について、様々な調査研究データや実例が紹介されました。長時間の労働が心身に悪影響を及ぼすことは明らかであるものの、特に重要なのは「自律性、自己コントロール」であることから、大学教員や研究者の時間管理についても話が及びました。
また、具体的な上手な休養の取り方やオンオフの切り替え方のコツについても、研究データを元に紹介いただきました。
参加者からは、オフタイムのメール返信プレッシャー、休日作業プレッシャー、個人が自由に時間管理できる研究室の雰囲気作りなど、ワークライフバランスの自立性に関する課題の具体例や、大学においては研究室管理者の適切な人材配置や労務管理等のマネジメントスキルの重要性についてなどの意見が出されました。
 
女性研究者支援室では引き続き、誰もが働きやすく活躍できる研究環境の実現に向けた活動を推進して参ります。各種イベントへの皆さまのご参加をお待ちしております。