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オウル大学とのDEIトークセッション パート2 「フィンランド・オウル大学/EU圏 最新事例から学ぶ 研究におけるGendered Innovation ~実例と実施ガイドライン」のご案内(12/17)

「Gendered Innovation」とは?
生物学的性(Sex)・社会的・文化的性(Gender)に基づいた分析を行う研究、およびその結果を取り込むことによって創出されるイノベーションのこと(https://www.jst.go.jp/crds/report/CRDS-FY2024-RR-05.htmlより引用)

ジェンダーの観点を研究と実践に導入することは、高等教育及び研究の卓越性、創造性とビジネス機会に付加価値をもたらすとされ、Gendered Innovationは変容する社会により合致した製品やサービスを産みだすことに貢献します。
また、科学技術の発展だけでなく、ウェルビーイングの向上や不平等の是正にも繋がると考えられています。
本セッションでは、フィンランド・EU圏の高等教育機関におけるジェンダー研究・分析に長年携わってこられたDr. Mervi Heikkinenから、最新のGendered Innovation研究についてお話いただきます。ジェンダーの視点を取り込むことによって、実際にどのように研究の卓越性に貢献したのか、具体的な取組実例、EUが推進する研究プロジェクトのチェックリストなどを紹介いただきます。
●ジェンダー・インパクトアセスメント チェックリストの紹介
●EU圏の既存研究プロジェクトのジェンダー分析から見えてきたもの
・言語の中に潜むジェンダーステレオタイプ、既存のジェンダー差別が潜んだデータベースを使用・学習したAIが、差別を再生産する危険
・気候変動対策プロジェクトにおいて、バランス良い対象者を研究に含むことが、どのように協同的な知識創造につながり、結果的にレジリエンス向上に貢献したのか
・通勤パターン、治安、公共交通スケジュール、都市空間のジェンダー分析が、どのように都市計画・公共交通の計画・政策に貢献したか

日時 2025年12月17日(水)16:30~18:00
開催方法 オンライン開催
主催 北海道大学ダイバーシティ・インクルージョン推進本部
申込 お申込みはこちら

問い合わせ先
ダイバーシティ・インクルージョン推進本部
Email:office[at]dei.hokudai.ac.jp