活動報告

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【開催報告】全学教育科目「科学者という仕事とキャリア開発~女性研究者のキャリアヒストリーに学ぶ~」第6回(2018.5.22)

全学教育科目「科学者という仕事とキャリア開発~女性研究者のキャリアヒストリーに学ぶ~」第6回は、遺伝子病制御研究所の住谷瑛理子先生による「光るマウスで骨の髄まで研究する」というタイトルでの講義でした。住谷先生は、東京大学、京都大学等で研究者としての修行を積み、昨年度北海道大学に着任されました。研究上の強みである遺伝子改変マウスの作成技術を生かして、骨の発生に関する研究を精力的に進めていいらっしゃいます。また、これまでのキャリアの歩みとして、薬の研究を目指して大学に入学したものの、望んだ有機化学の研究とは異なる分野の研究室に配属になり、そこから、様々な運と出会いによって今の研究分野にたどり着いたお話に、学生たちも「最初に思ったとおりの進路ではなくても、大丈夫(道は開ける)」と、キャリア開発のヒントを得たようです。東京でお子様の保育園入園に苦労されたとの話もあり、個人のキャリア開発と社会環境が関係していることが、学生にも実感として伝わったのではないかと思います。住谷先生、ありがとうございました!