12月26日(火)に大学院工学研究院と公益財団法人KDDI財団、DEI推進本部の共催で中学生対象の体験型理科実験教室『北大工学部まるごと体験ツアー』を実施しました。
イベントの詳細はこちら
札幌市内の中学校に案内をしたところ、定員を超える申し込みがありました。抽選によって選ばれた40名と保護者が参加しました。
本イベントは、工学研究院環境循環システム部門の伊藤 真由美教授を中心に企画運営いただきました。
当日は、伊藤教授より工学部の各学科及びコースの紹介やプログラムの流れなどの説明があった後、興味のあるチーム（バイオ班・地球班・環境班）に分かれ、工学研究院で行われている最新の研究分野の一部であるVR（ヴァーチャルリアリティ）や電子顕微鏡を見学しました。
その後、サポート役の工学院修士課程の学生4人、工学部の学生2人と一緒に工学部食堂で学食を体験し、総合博物館を見学しました。さらに、今年度竣工したフロンティア資源・エネルギー研究棟に移動してチームごとに研究室を訪問し、実験を体験しました。
最後は、中学生はサポート役の学生と学生生活や研究内容などについて、お菓子を食べながらリラックスした雰囲気の中、懇談しました。また別室では、伊藤教授、大友 陽子助教から保護者に向けて、工学部の学科及びコースの紹介、工学院への進学状況、卒業、修了後の就職状況などについての説明が行われました。中学生、保護者とも活発な質疑がありました。
初開催となる工学研究院による本イベントには、たくさんのお申し込みをいただきました。応募状況を踏まえ、急遽参加受け入れ人数を増やして対応いただきましたが、希望者全員を受け入れることが出来ず、開催側としましては次回に向けた課題となりました。一方、参加者アンケートの結果は非常に好評だったことから、今後も継続的に事業を実施できればと思っています。
今回抽選に外れた方も、次回開催時には是非またお申し込みください。
VR体験
分別の様子を見る
TAの学生から説明を受ける中学生の目は真剣
『工学』って幅広い！！
前の記事へ
